高血圧のリスク・症状

糖尿病と合併症の危険性

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高血圧はとにかくいろいろな症状を引き起こします。

動脈硬化や脳卒中も怖いですが、糖尿病にもなりやすくなります。

今回は高血圧と糖尿病、そして糖尿病による三大合併症について解説します。

高血圧の人は糖尿病になりやすい

高血圧の人は糖尿病になりやすく、また糖尿病の人は高血圧になりやすいとされています。

糖尿病を患っている約半数が高血圧であり、糖尿病でない人の2倍にあたります。

糖尿病によって血糖値が高くなると体のなかの浸透圧が上がり、水分が細胞の外に出てきてしまいます。

すると腎臓での水分吸収が増え、結果として体液や血液の量が増えることで血圧が高くなります。

糖尿病の人は肥満な人も多い

さらに糖尿病の人は肥満な人も多いです。

肥満な人は交感神経が優位になりやすく、アドレナリンといった血圧を上げるホルモンが多く分泌されるため、血圧が高くなりやすいです。

高インスリン血症

また、インスリンが効きにくくなることも血圧を上げてしまいます。

インスリンの効果が悪くなると体は「インスリン不足である」と判断し、多くのインスリンを分泌してしまいます。

結果、血液中に大量のインスリンが分泌された「高インスリン血症」という状態になります。

高インスリン血症になると交感神経が刺激され血圧が上がります。

さらに体内の水分量も増えるので、どんどん血圧が上がってしまいます。

危険なのは糖尿病の三大合併症

高血圧による糖尿病、そして糖尿病になってしまうと一番怖いのは合併症です。

糖尿病の三大合併症を解説します。

1.糖尿病性腎症

腎臓の糸球体にある毛細血管が障害を受け、尿を作れなくなる症状です。

人工透析になってしまう主な原因として考えられています。

2.糖尿病性網膜症

視力が低下します。

網膜にある毛細血管が障害を受けることで起こり、最悪の場合失明に至ります。

失明の原因として最も多い病気です。

3.糖尿病性神経障害

手足が痺れるような神経障害の症状で、合併症の中では最も早く症状が現れます。

筋肉の萎縮や性機能障害など、神経障害症状はさまざまです。

 

解説したのは糖尿病の三大合併症ですが、高血圧や喫煙が加わると動脈硬化が進展して心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高まります。

ご自身の生活習慣を見つめ直し、血圧を下げるためにできることに取り組んでいきましょう。

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