高血圧のリスク・症状

高血圧による腎臓の機能低下

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臓器の一つである腎臓が血圧と関係が深いことをご存知でしょうか。

腎臓と血圧の関係を知り、血圧コントロールの重要性を再認識しましょう。

腎臓の働き

腎臓は横隔膜の下にある豆のような形をした小さな臓器です。

主に血液の老廃物をこしとって尿を作る働きや、体の水分量を調節する働きがあります。

腎臓は「血液をキレイに保つ働き」という認識で間違いありません。

腎臓の機能が低下すると・・・

腎臓の機能が低下している人の多くが心肥大動脈硬化を起こしています。

また腎臓は血圧の調整も行うので、機能の低下は高血圧にも直接関わります。

さらに腎臓は他の臓器のとの関係も深いです。

腎臓が悪くなると糖尿病や脂質異常症、肥満も引き起こしやすくなります。

他にも血尿や蛋白尿のように尿への影響も深く、人の体にとって非常に重要な臓器であるといえます。

高血圧の腎機能低下によって主に起こる症状

高血圧によって腎機能が低下した場合、さらに血圧を上げてしまうことになりかねません。

高血圧と腎臓の関係について解説します。

腎硬化症から腎不全

腎臓は「糸球体」という血液を濾過する小さな器官が約100万個集まってできています。

この糸球体に高血圧を原因とする動脈硬化が起きてしまうと、血液をキレイにする働きが弱まります。

やがて糸球体の細動脈が狭くなり血液量が低下してしまいます。

すると腎臓は血圧が低下していると誤認してしまい、血圧を上げるためのレニンという酵素をどんどん分泌してしまいます。

その結果さらに血圧が上昇して糸球体への負担も増し、悪循環に陥ってしまいます。

この状態を「腎硬化症」といい、さらに悪化すると腎臓の機能が停止し「腎不全」になってしまいます。

尿毒素

腎不全にまで症状が進んでしまうと血液中の老廃物を回収して尿として排出することができなくなってしまいます。

排出できなくなると全身に尿毒素が回ってしまう「尿毒症」が引き起こされます。

尿毒症は放置すれば数日で死に至る病気です。

そうなってしまえば人工透析を一生続けなければなりません。

 

このように高血圧と腎機能の関係は深く、腎臓の機能低下は他にも多くの症状を引き起こします。

もしも血圧が高くなってしまうような習慣があるのであれば、なるべく早く改善した方が良いですし、何か血圧を下げるための活動を取り入れた方が良いでしょう。

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